寿司屋が手袋したら食いに行かない
オニギリの話を前に書いたけど、世の中には寿司屋が手袋してない事が気になる人がいるらしい。
私なら、寿司屋に行って板さんが手袋してたら即帰る。見た目的にも、多分実際の味も美味いと思えない。
じゃぁスーパーのお寿司パックの寿司を(オニギリでも良いが)握ってる人が手袋してなくても平気かと言うと、それは違う。もしそれを知ったらそこでは買わない。
そもそも食品を触るのに手袋をするのは黴菌(と一括りに書く)が食品に付くのを防ぐためだと思う。
寿司屋だから黴菌が付かないかと言えばもちろんそんな事はないだろう。
じゃぁなんで寿司屋とスーパーのお寿司パックで差をつけるかといえば、作られてから食べるまでの時間の差を問題視してるから。
そもそも食品に多少黴菌が付いたイコール食中毒とはならない。黴菌が大量に発生してから食べるから、食中毒になる(全てがそうではないとおもうけど、だいたいそう)。
なぜ大量に発生するかと言うと適当な環境下に「長い時間」おくから。
寿司屋で食う寿司は握られてから数十秒、長くても10分程度だろう。もし出前を取ったとしても長くて1時間くらいじゃないか。
この程度で増える量は大した事ないし、もし大した事ある程増えるなら、その寿司屋はすでに全体が汚染されてるだろうし、食う食わない、手袋する、しないに関係なく中毒になる。
片や、寿司パックは数時間後に食べると言うことも珍しくないかと思う。それだけあれば大量に増える機会は十分あるだろうから、最初に黴菌を付けないことが重要になってくる。
もちろん、だからと言って寿司屋の手が不潔でも良いのかと言えば、当たり前だけどそんな事はなくて、出来るだけ清潔にした上での話。
不潔だからではなく、気持ちとして素手で触った食べ物がいやと言う事なら、まぁしゃーないですけど。